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お知らせ 学校薬剤師の活動の一部を紹介します♪

現在の日本では、大学以外の学校には“学校薬剤師“を置くことが決められています。
学校薬剤師は、学校の環境衛生の維持管理に関する指導や健康相談、保健指導を通して、子供たちの快適な教育環境を守る大切な役割を担っています。
今日はそんな学校薬剤師とはいったいどのようなことをするのかを一部ですがご紹介します!

今回は照度と空気の検査を行いました。

①の器具をつかって照度を測定し、②の器具で空気を測定します。
今回は使わなかったですが、③の器具では水道水の塩素濃度を調べて、子供たちがちゃんと消毒された水を使えているかどうかを調べることが出来ます。

照度検査は写真のように黒板や教室の明るさを調べます。
イメージ図のように、黒板も教室も☆の位置で各9箇所の照度を測り、席の場所によって見え方に偏りがないかも調査します。単に明るければ良いということではなく、明るい場所と暗い場所の差がありすぎないかも確認します。

空気検査では、教室の温度・湿度・二酸化炭素量を測定します。
この時期は乾燥しやすい事と、暖房をつけて閉め切りで授業を行うと大勢で1つの部屋にいる為二酸化炭素量が多くなりやすいことに注意が必要です。そういった場合には検査値を見て学校側に加湿や換気の助言を行います。
今回調査した教室では窓が開放されており、よく換気されていました(^-^)

今回ご紹介したのは学校薬剤師の仕事の一部ですが、どの仕事も子供たちが安全・快適に学校生活を過ごせる環境づくりが目的となっています。
薬剤師の職務の1つに地域保健への貢献があります。
地域に根差した薬剤師を目指してこれからも邁進していきます!