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研修 伊奈クリニック加藤先生の講演会開催

伊奈クリニック 加藤先生の講演会を開催致しました。

加藤先生に医師の視点から薬剤師が在宅医療で求められるものについてご講演いただきました。

今後は入院患者は増えて行きますが、病院のベッド数は減少していきます。
その受け皿は看取りも含め、在宅医療が担っていくことになります。

なんと、2025年には在宅利用者は100万人を超えると言われているそうです。

地域包括ケアシステムの中で、医師、看護師、管理栄養士、ケアマネージャーとともに患者さんの医療・介護・生活を薬のプロとして薬剤師もサポートしていくことが重要になると加藤先生は指摘します。

ポリファーマシーによる相互作用、副作用の軽減、処方削除や処方提案、残薬管理やアドヒアランスの向上のための剤型変更など、その発揮できる職能は多岐に渡ります。

患者さんを中心に各専門スタッフが、顔の見える関係で情報共有しあい、高齢者の尊厳の維持、住み慣れた環境で安らかな療養ができるよう寄り添うこと、お薬が身体に入った後をフォローすることが大切だと理解しました。

これからもアイアイファーマシーは臨床能力を鍛え、患者さんに頼ってもらえるよう、この講演会で勉強したことを糧に努力して参ります。